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コンピュータの歴史 高度化する技術 犯罪やその対策

コンピュータの歴史


 コンピュータの歴史をご存知でしょうか。

 ほんのふた昔くらい前のコンピュータといえば、値段も大きさも車くらいあったようです。

 大きさが、というのは、今の超薄型ノートパソコンを見慣れていると、冗談に聞こえるかもしれません。実際は車よりもっと大きく、大人が立って両手を広げたくらいの箱が何個か並んで、それがやっと1つのコンピュータだったのです。


 その大部分は、メモリーという、コンピュータの画面表示や計算内容を一時的に記憶する部品で、容量はせいぜい16キロバイトでした。

 ちなみに、最近のパソコンのメモリー容量は、だいたい500メガバイトくらいあります。

 16キロバイトからすると、3000倍以上の能力が詰まっています!

 こんな小さなノートパソコンに隠されている、3000倍以上のそのメモリーの姿を見ようとパソコンの中を覗くと、筆記用具の定規ほどの薄さと大きさというから驚きです。


 コンピュータに対する価値観についても、ほんのふた昔くらい前までは、小難しい研究を歌う機関や、頭脳派でマニアックな個人が個人が、大決意してやっと購入していたようです。

 最近では3年で買い替える前提でメーカーが製作・販売していると言われています。性能の進歩がめまぐるしいからですが、実際ユーザーが使っている機能は基本的なものが多いようです。

 そんなベーシックなユーザからすれば、ちょっとした文章やインターネットの閲覧程度で満足なので、3年で壊れてもいいようなパソコンではなく、長持ちするものが欲しいものですね。


コンピュータ犯罪の歴史


 コンピュータはこの2~30年で、大企業や一部個人だけが持つ孤立時代、電話回線を通じてデータのやりとりを行う草の根ネットワーク時代を経て、誰もがテレビのように見たり、世界に情報を発信したりできる大規模で身近な存在へと発展してきました。

 

 コンピュータさえあれば、仕事も、お金の振込みも、お買い物も、自宅でお小遣い稼ぎもできてしまいます。

 会社や個人だけでなく、今や、身近な市役所や保険、税金に至るまで、国の重要な情報がすべてコンピュータ化されています。

 コンピュータのデータなんて、仕組みを知っていれば、やりとりをのぞいたり、データを変更して事実を書き換えてしまうことは簡単です。

 国民としての大切な情報や、自分の土地やお金、仕事の契約書が、です。


 コンピュータによる犯罪については、1987年に初めて、コンピュータに関連する不法行為を罰する法律ができました。

 偽情報を登録したり、他人のデータを不正にのぞいたりすることは罪ですよ、という内容です。


 その後、インターネットや携帯電話の普及で、迷惑メールや、性情報の氾濫が社会問題になりました。

 さらには、掲示板を利用しての個人や企業の名誉の損害、犯罪の話し合いや予告、集団自殺などもとりざたされています。


 利用者と問題、法律が着々と増え続けている。

 コンピュータ犯罪の歴史は、まだまだ始まったばかりのようです。

コンピュータによる歴史学習


 コンピュータは実に様々なことができます。


 コンピュータはここ10年ほどの間に、企業から家庭まで、急速に普及しましたが、教育の現場も例外ではありません。コンピュータを使うことによって、効率的に学習を進めることができますが、中でも効果を発揮している分野の一つが歴史の学習です。


 歴史学習を支援するソフトというものも出回っていますが、こうした明確な製品に限らず、コンピュータは歴史学習に大いに役立ってくれます。たとえば最近わたしが見たものとしては、何と言っても「CG(コンピュータ・グラフィックス)」。CGを駆使することによって、歴史上の出来事、特に都市や建造物などを容易にシミュレーションすることができます(もちろんCG作成の労力は避けられませんが)。これによって、そのCGを見る人に、実にリアルに歴史上のものごとを伝えることができます。


 歴史上のものごとを表現したCGは、静止画だけではなく動画としても出力することができます。動画であれば、単に本を読むだけでは得られない壮大なイメージを得ることができますね。


コンピュータによる歴史の研究


 コンピュータの用途は非常に幅広いですが、それは歴史の研究においても例外ではありません。


 コンピュータによる歴史の研究・考察は、特に建築の分野において盛んに行われています。たとえばNHKのある番組では、ある建築会社と提携して、四大文明における建築物をCG(コンピュータ・グラフィックス)で再現するという試みがなされました。CGは静止画だけでなく、カメラワークを設定して動画として出力することもできるため、作成した建築物をあらゆる角度から再現することができます。このような映像は、多くの視聴者の歴史に対する関心を高める結果となったようです。


 コンピュータのこうした技術は、研究者のみならず、多くの人が歴史上の出来事をより具体的に知るための大きな手助けとなっているのです。

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