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いざなぎ景気が地価に影響 日本の経済

いざなぎ景気とは


いざなぎ景気とは、1965年10月から1970年にかけて続いた空前の好景気のことです。いざなぎ景気は57ヶ月続き、戦後最長の景気拡大期となりました。


いざなぎ景気の特徴は、輸出依存と財政主導型の高度成長。いざなぎ景気の5年間、日本は年平均実質成長率は11.6パーセント(名目17.3パーセント)という驚異的な高成長をとげ、日本のGNPは、アメリカに次ぐ世界第2位となりました。


なお、いざなぎ景気の“いざなぎ”とは『古事記』『日本書紀』に登場する日本神話の神で、妻の“いざなみ”とともに、日本列島をはじめ一切の自然物や多くの神々を生み出したとされています。


いざなぎ景気と庶民のライフスタイルの変化


いざなぎ景気とは1965年10月から57ヶ月続いた好景気のことです。日本のGNPがアメリカに次いで世界第2位となるなど、いざなぎ景気は日本の経済史上大きな意味を持つものですが、このいざなぎ景気は、庶民のライフスタイルも大きく変貌させることになりました。


まず、所得の上昇と連動して、一般家庭では、自動車(Car)、クーラー、カラーテレビ」という“3C”の普及が進みました。


また、いざなぎ景気に乗って学生の高校・大学への進学率も急上昇し、家計費における教育費の割合が増大しました。


一方、農村部では若者の農村離れが進みました。総就業人口に占める第一次産業従事者の割合は減少を続け、いざなぎ景気が収束する直前の1970年には、20%を切っています。


いざなぎ景気とは


 「いざなぎ景気」とは、日本の景気の様相を表した言葉の一つです。


 「いざなぎ景気」は、具体的には、1965年(昭和40)~1970年(昭和45)にかけて続いた、「神武景気」(1954年11月~57年6月)「岩戸景気」(1958年6月~1961年12月)と並ぶ、戦後高度成長時代の好景気です。「いざなぎ景気」を含むこれらの好景気によって、日本経済は敗戦後の混乱や貧しさから、完全に立ち直ることになりました。


 この「いざなぎ景気」のネーミングの由来としては――「いざなぎ景気」の時期は、これ以前の「神武景気」「岩戸景気」を上回るほどの長期間の好況であったため、「岩戸神話」をさらにさかのぼる国造り神話の神「伊弉諾尊(いざなぎのみこと)」から名づけられました。


いざなぎ景気の様相


 「いざなぎ景気」とは、1965年(昭和40)~1970年(昭和45)にかけて続いた好景気のことで、これ以前の「神武景気」「岩戸景気」と並び、戦後高度成長時代の象徴ともいえる現象です。


 「いざなぎ景気」のときの目立った現象の例としては、


・貿易、資本の自由化への対応のために、国際競争力の強化を目指した、企業の規模拡大のための大型合併が相次ぐ(例:八幡製鉄と富士製鉄の合併→「新日本製鉄」)

・東京オリンピックを機にカラー放送が本格化したために、カラーテレビが急速に普及

・「トヨタ・カローラ」や「日産・サニー」といった、お手ごろ価格の大衆車の発売による「マイカーブーム」


といったことが挙げられます。


 この「いざなぎ景気」による日本人の所得水準の向上は、当然のことながら消費の大幅な伸びにつながりました。特に車(car)・エアコン(cooler)・カラーテレビ(colorTV)は、その頭文字を取って「3C」と呼ばれました。「いざなぎ景気」の間に日本経済は大きく拡大し、ついに日本は世界第二位の経済大国にまでなったのです。

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